京丹波での米作り日記part3
日 時:平成29年5月7日(日)10:00~15:00
こんにちは!自給PJ西村です!
作業内容:田植え体験(米苗品種/コシヒカリ)
多少の黄砂が舞っている時期。太陽の日差しはバリバリ良好、絶好の田植え日和になりました。
今年で2年目の田植え体験。今年の目標はズバリ、1反を田植えから収穫までを参加者全員ですること。
ちなみに去年は25名ほどの参加で、1反の5分の1を手植え。2時間ほどかかりほんまにしんどかった。
今回ゴールデンウイーク最終日ということもあり、30人ほど参加してくれたらえーなと思ていましたが、なんの!
50名以上!びっくりするぐらいの参加人数。その時点で鼻パンパン!
子どもたちは田植え前からドロドロになりカエルやイモリを捕まえるに必死のパッチです。
田植えの説明をして田んぼの中へ。予想通り初めて田んぼに入る方はやはり「ワ~、キャー」言っている。
前回の作業で目印の糸を張っているので準備万端。大人・子供30人ほどが1列に並び目印の赤ポッチめがけテンポよく苗を植えていく。
「声出していこ~!」植え忘れがないか周りを確認し目印の糸をスライドしていく。
田んぼの中を歩き回るのも一苦労ですがさすがに大所帯。
横の移動はほとんどしなくて目の前の赤ポッチに3~4苗植えるのですむ。
初めて田植えに挑戦する方がほとんどでしたが「楽しーだの、おもろいなど、いがにいけるなどなど」中盤まではよく声も出でいましたが、少し飽きているところが…
「声出してや~!飽きとったらあかんで、これからがほんまの田植えや~、気合入れて行こー!」
図星やったみたいで皆さん大爆笑!
まるで学生時代のクラブ活動みたい。
ワ~、キャー言いながら最後のラストスパート。
「もうちょっとや、声出していこ~!」参加者全員がむちゃくちゃエー顔になり、1反の田植えを無事に終了。
こんだけの人数だと1反手で植えるのに1時間半でできた。皆さんほんまにありがとー
昼飯は去年収穫した水呑福田米を使ったおにぎりと具沢山トン汁。
当然飯時ですし腹も減っている。
この地でとれた米を食ってもらったことで、もっと身近に米つくりを実感してもらえたと思う。
なぜならついさっき皆さんで頑張って田植えした、汗と涙と根性の結晶のおにぎりやから。
ほんまに何度口にしてもやはり水呑福田のお米はうまかった。飯炊きしていただいた皆さんにも感謝。
午後からは田植え機で植えられなかった周りを手で植え、みんなで植えた田んぼに肥料をばらまき今日の作業は終了です。
自給することの大変さやしんどさ。
でもそこにはもっと色々な価値がたくさん詰まっていると思う。
それを参加してくれた皆さんともっともっと共有したい。
去年以上に盛り上がった田植え体験になりました。参加してくれた皆さんほんまにお疲れさんでした。